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インド旅日記その22:ニューデリー:インド最大の売春地帯に行ってみる前編

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2009年9月15日火曜日~17日木曜日:ニューデリー

<<GBロードに行く>>
インドで最大の売春地帯だというGBロードに行くことにする。


ニューデリーの駅からそこまで遠くはないということだけは聞いていたから、値段の張るオートリキシャーではなく、そこらにたむろしていた何人かの中で言い値が一番安かったサイクル・リキシャーの若者に25ルピーで行ってもらうことにした。これが大きな間違いだった。彼はニューデリーの駅に出ると線路沿いの道をどんどんと北に向かって北上していった。20分近く漕いだだろうか、道は大渋滞に巻き込まれ前にも後ろにも全く進めなくなった。そのあたりで、彼は線路を越えて右に折れ曲がっていく道を指さしGBロードはあっちだと言った。まあ動かないものは仕方ない。少し割高かと思いつつも約束の額を払って礼を言って歩き出した。


ところが道沿いに歩いていけども行けどもGBロードには着かない。付近の人間は英語は話さないがGBロードという単語は知っているらしく、GBロード?と聞くとあっちだと指してはくれる。そして40分以上歩いて、ようやくここがGBロードだと言われたあたりは、ニューデリー駅の裏側から歩いてほんの少しの距離だった。なんのことはない、非力なサイクルリキシャーは客を乗せたまま駅を越える高架橋を越えられないから、大きく遠回りして踏切のあるところまで迂回しようとしただけで、途中渋滞に巻き込まれたので地理に疎い外国人の私をすぐそこだと言って追い出したにすぎない。場所さえ知っていれば最初にいた場所から歩いて10分以内の場所に、自転車で20分徒歩で40分かけてきたわけだから、やはり情報というのがいかに大切かわかる。ニューデリーにしても日本人宿化したところは何軒もあるのだから、ほんの少し『情報ノート』でも置いてくれていたらこんなことは防げるのだ・・・ブツブツ・・・ と文句を独りごちる。


さて、肝心のGBロードだ。

タージ・マハルのあるアグラーで売春宿を探した時もそうだったように、ここが”天下の”GBロードとは思えないほど、あたりは一見してまったく普通である。そのあたりには古い自動車パーツの部品販売や修理工場が道の片側に集まっていた。ベアリングだのハンドルだのといった部品を作っているのだろう。そういった類の色気のない看板が線路沿いの道の片側に並んでいる。


GBroad.jpg
ここがインド最大の売春街って信じられますか?


道の片側に並んだ建物はみな三階か四階建てで同じような色に塗られており、延々と歩いていてもつなぎ目が見えないようにすべてが一体化していた。建物のつくりとしては昔の公団住宅を少し手狭にしたような感じ、といえばわかりやすいだろうか。道は薄暗く半分屋根のアーケードになっており、そして10メートルおきくらいに、コンクリート製の狭くほの暗い階段が二階へと続いている。下から覗いても人の気配はほとんどしない。

ここは本当にインド有数の売春地帯なんだろうか?

なんとか”GBロード”と呼ばれるところに着いたはいいが、ほとほと困ってしまった。なにしろあたりの人通りは少なく、女性の気配はまったくと言っていいほどない。
ごくごくたまにインド人の男がふっと階段を上がっていくのを見かけたが階段は薄暗く曲がりくねっていて、先に何があるのかわからない。すでに晩の8時半を過ぎて周囲は暗いので、用心に越したことはない。幸いなことに危ない雰囲気はただよっていなかった。

(やはり何かの間違いだったのかもしれない)

GBroad2.jpg
どう見てもタダの中古自動車部品屋だが、上にいくと置屋になってます・・・

もう帰ろうと思ってそのまま線路沿いの道を歩いていったが、どうせならと覚悟を決め勇気を出して階段の一つを上がってみた。こんなところに女なんていないだろうと、曲がりくねった階段を2階まで上がっていくと、左側に部屋があり、意外なほど明るい照明が暗い階段に漏れていた。中からたくさんの女性の声が聞こえてくる。 恐る恐る中に入ると、全員で30人近くいるだろうか、明らかに売春婦然とした女がいっせいにこちらを見た。日本人の男が一人でこんなところに来ることがよほど珍しいのだろうか、無遠慮な視線が頭のてっぺんから爪先まで注がれる。これはあまりにバツが悪い。当惑しながらも軽く会釈して、0.5秒ほどでざっと部屋を見回した。ほとんどはインド人女性だが、ネパール系だろうかやや色白の女性もいる。いずれにしてもその中に物理的にできそうな相手がいないことだけを確認してその場所を出た。万が一と思い3階に行くと同じようにたくさんの女が中にいてこちらと目があった。

気まずい思いのままもと来た階段を下って逃げるように外の道に出た。

テーマ : インド旅日記 - ジャンル : ブログ

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