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インド旅日記その13:アグラ前編 タージマハルなど

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2009年9月10日木曜日:アグラ前編:タージマハルなど


朝6時に目覚めたら列車はどこかの駅で停車していた。予定ではそろそろAgraに着くはずの時間だが、下の席にいた男にプリントしておいた時刻表を渡して現在位置を聞いてみるとそこは Kanpurという小さな村だった。


その時刻表によれば朝の1時45分に着いているべき駅だから、この時点で軽く見積もって4時間は遅れているということではないか。予定では朝一でアグラに着いて、それからタージマハール、アーグラー城、それに郊外に36キロも離れたファテーブル・スィークリーという捨てられた都の遺跡を一日で回ろうと思っていたが、この分ではまず無理だろう。インドの旅で時間を読むのは本当に難しい。

列車内で噛みタバコをもんでいる男がいたので写真をとらせてもらう。しつこいくらい手でもんでたがそんなに必要なプロセスなんだろうか?
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アグラ到着

結局列車が到着したのは昼の12時、例によって客引きがどんどん近づいてくる。向こうから声をかけてくる奴は信用するもんかと、外は土砂降りだったが傘をさして歩き出した。途中なんとか流しのリクシャーを拾ってタージマハル正門の付近に行く。この付近はタージマハル徒歩数分という抜群のロケーションなのだが、何軒か安宿がある。一軒目はシングルが空いていないのでパス、二軒目に入った”Shanti Lodge”はシングル・ルームで250ルピー(500円)だった。ちょっと高いがベッドが広く部屋にトイレもシャワーもついているというのは初めてだったのでテンションがあがった。


時計は既に昼の一時半をさしている。小雨も降り続いているし今日はゆっくりして明日の朝から駆け足で観光しようと思っていたら、宿のおやじが『明日は金曜だからタージマハルは休みだよ』と教えてくれた。この街でさすがに3日過ごす気はなかったので、急いで身支度を整えカメラと傘だけ担いでタージマハルに向かった。

タージマハル

入り口で750ルピー(1500円)を払って入場する。ちなみにこの750ルピーの内訳は入場料250ルピーとADAというインド考古学局に対して支払う500ルピーということらしい。一方インド人料金は20ルピー。インド人ならインドの考古学研究にお金を払う必要はないのか?理由はよくわからないが、入場券と一緒にペットボトル入りの水を一本くれた。

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ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが妃であるムムターズ・マハルの墓として建立したこのタージマハルは、22年の歳月をかけて1653年に完成したとされる。250mX350mの敷地は全てが完璧に左右対称をなしており、本当に美しかった。ムスリムを国教とするムガルの建造物で中には礼拝堂もあるのに、なぜかインド人でもイスラムの人を中でまったく見かけなかったが、後に乗せてもらったリキシャーの兄ちゃんに聞いたところ、タージマハルが閉まっている金曜日の昼にはちゃんと礼拝が行われているのだそうだ


何故かちょっとだけモテたことに関する考察

中に入ってすぐに日本人の一人旅をしている女性に声をかけられた。写真を撮ってあげて、歩きながら雑談しているとどこまでも着いてくる。仕方ないのでこちらも腹を決めて、昨晩ガイドブックで頭に入れたばかりの知識を最大限に使って案内してあげたら結局タージマハル一周全部一緒に回ってしまった。この人は名前をゆかりさんというOLで30歳になるが、カメラを向けられると必ず体を斜めに倒してモーニング娘。のようなピースサインはするし、物事に対する知識も知的好奇心もないので話していてさほど面白い相手ではない。私はもう少し見たいものがあったので彼女は元来た門の近くまで送り届けてお別れをした。すると、すぐにまた似たような雰囲気の一人旅の日本人女性に声をかけられた。こちらはもう観光を終えたという姿勢で丁重にお断りしたのだが、図らずも日本人女性に妙にもててしまった。

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普段からモテてるわけでもないのにどうしてこういうことが起きたのかを考えてみたのだが、インドの旅のシステムに起因しているのではないかと思うのである。

日本からインドに行く場合はたいがいニューデリーへの便になり、空港には主に深夜に到着することとなる。慣れない異国、しかもインドの空港に深夜一人で降り立ったら、それはもう名の知れた悪徳旅行会社の格好の餌食となる。ホテルを予約してある場合はまだいいが、何もわからずにタクシーに乗るとまず間違いなく旅行会社につれていかれる。そこで流暢な日本語を話すインド人にあの手この手でだまされて高額(400~600ドルくらい)のツアーを組まされるのである。旅なれたはずの男性長期旅行者ですら簡単にだまされるこの手の詐欺に、日本から一人で来たOLがひっかからないはずがない。

それでそのルートというのがニューデリー⇒ジャイプール⇒アグラー(ここまで運転手付の車移動)⇒(列車移動)⇒バラナシ⇒ニューデリーの5泊6日あたりに落ち着くのである。そうすると、2泊目か3泊目にアグラーの街にやってくるまでに”彼女等”は、インド人の理解しがたい英語に辟易し、一人で食べるインドカレーの味気なさと部屋の広さに戸惑い、移動の長さに退屈しているのだ。だから世界遺産のタージマハルを見て気分が高揚しているときに同胞の日本人男性に会うと、ついフラフラと心を許してしまう・・・ のだろう。


仮定の話だけでかなり文字数を裂いてしまったが、この説はそれなりに説得力があると思うので、日本でもてずに困っている男性には是非アグラーのタージマハル正門前で、一人旅の日本人女性に声をかけてみることをお勧めしたい。

テーマ : インド旅日記 - ジャンル : ブログ

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