ジョーじま選手 

昨日の日曜日はマリナーズ・ファンフェストと題して、本拠地のセーフコ・フィールドを一般に開放して大々的なイベントがあった。

参加費用10ドル、高くはないが安くもないので少し迷ったが朝から並ぶことにした。

10時開場のこのイベントの目玉はなんといっても今期新加入の城島捕手。先着500名にサインがもらえるというので、何にサインしてもらうべきか悩むところだ。当たり前だが一人につきサインは一度なので、二人で行った場合は二つしかもらえない。

同居人いわく『つぶしがきく』というので、結局選んだのは、シアトル・マリナーズマスコットのムース君ぬいぐるみ大(28ドル)と、
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大リーグ公式試合球(16ドル)の二つ。

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年間5億円もらっているからだろうか、城島選手は嫌な顔一つせずサインの長蛇の列に応対していた。

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NFLのシーホークスのイベントと重なったということで、予定外に開場が早くなったが、整理券となるバウチャーを辛うじてゲット。12時半のサイン会まで球場内のイベントに参加する。

去年までの屋内型フェスタと違って、今年は球場をまるっと使っているので体験参加型のイベントが多いようだ。

さっそくバッティングコーナーで二・三球打たしてもらった。そのほか、外野から飛んでくるピッチングマシンの球を捕球するキャッチコーナー、ブルペンで球を投げさせてもらえるピッチングコーナー、ダイヤモンドを一周させてくれるランニングコーナーなども一通り回った。

一昨年まで佐々木がピッチング練習をしていたブルペンや、普段足を踏み入れることのない天然芝のグラウンドで遊ばせてもらえるところがとてもいい。この辺りが日本のプロ野球のファンサービスと全く違っていると思われる。

写真はメジャーの三塁ベース

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来ると分かってて殴られるボディーは痛くない 

表題の『くると分かってて殴られるボディーは痛くない』(大意)というのは有名なモハメド・アリの言葉である。

その言葉を今日ふとしたことで痛感したのでここに書いておく。


去年の11月から髪がうっとうしくて、ようやく散髪屋に行ったのが先日のこと。
そこはシアトル近郊のベルビューという街にある『東京堂』というお店。

何故そこに行ったかと言うと、何年か前に友達の女の子がそこで髪を切った時に隣で佐々木投手がカットしていたと聞いたからだ。

佐々木と言えば、榎本加奈子との騒動やら、マリナーズから横浜ベイスターズに戻ってキャリアの最後に泥で塗っての引退やら、いまさらスターではないだろうと思うが、

『何億円ももらっとる人間が髪切ってたちゅうのはどんなとこやろか』

という他愛もない理由で足を運ぶことにしたわけだ。

予約の電話を入れて料金を聞くと、男性のカットで35ドル(約4000円)とのこと。会話をそばで聞いていたアメリカ人の同僚は散髪にそんな金をかけるなんて信じられないと口々に言う。

そんなもんはプロレタリアに属する人民兵にも信じられん。それだけのお金があれば、北朝鮮で力道山のお酒が買えるじゃないか。

しかも、奴隷制度の影響を受け継ぐ西洋社会に属するここアメリカ合衆国では、飲食等のサービスを受けると15%からのチップを払わなければならない。これが如何に理に適っていなくとも、払わざるを得ないのはつらいところだ。

チップ込みで40ドルの出費を覚悟した私は、日時の確認をして電話を切った。

当日、目指す東京堂は商業地区の一角、小じんまりとした一軒建ての建物の中にあった。大量の日本の漫画がおいてある以外はとりたてて言うほど特徴があるわけでもない。こ綺麗にはしてあるが、椅子の上下も自動ではなく、足踏み式であるし、設備が優れているようには見えない。

担当してもらったおばさんは、とりわけ上手でも下手でもなく、彼女の繰り出すお世辞丸出しの会話に頷きつつ、楽しいフリをしている間に頭が出来上がった。

なんちゅうかパイナップルの頂部分を短く刈り取ったような感じ。

『まあこんなもんか』と思って支払いを済ませようとすると、

「カットとシャンプーで42ドルになります」と言われた。


えええ・・・(:_;)

泡たてて頭シャブシャブやられて7ドルかかるんやったら水で流すだけでええわい!!

納得して払う1000ドルよりも、想定外の7ドルは懐に痛い。

た・・・高い・・・

チップ込みで50ドル近く払いながら、モハメド・アリの言葉を思い返した。

『来ると分かってて殴られるボディーは痛くない、
 とられると分かってて払う金は高くない』

子犬を蹴る黒人 

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生後13週間の子犬(ポメラニアンとプードルのMix、英語でも Pomapoo 「ポマプー」と言うらしい)をもらったのが去年の12月23日のこと。

ピラフ君と名づけて我が家の一員として迎え入れた。当時の体重はちょうど一キロで、遠目には巨大なハムスターと大差ないくらい小さかった。最初はよちよち歩いていたが、さすがに子犬の成長は早く、今では家中を飛び回って悪さばかりしている。

10週、12週、14週と続いた子犬用の注射も終わったので、そろそろ散歩デビューが近づいてきた。そこで、先週の日曜に家の周りを走らせ、縄をつながないまま近所を一周することにした。ロープにつながなかったのは、まだ片手にのるくらいの大きさで繋ぎにくいということが一つと、もう一匹のワンワン(ポトフ君4歳)と二本の引き綱を持つのが難しそうだったから。

天真爛漫なピラフ君は主人(人民兵)の横に並んで、道路脇の芝生の上を嬉しそうに跳ねている。

親ばかなどではなく、誰がなんと言おうが可愛いものは可愛い

道路をわたって、いつもの散歩道を歩いている時、隣の家に住んでいる黒人男性が家から出て車に乗り込もうとした。

繰り返しになるがピラフ君は天真爛漫なので、遊んでもらいたくてその男性のところへ道路を渡って一直線に走っていった。

呼んでも戻らないので『こりゃいかん』と思って、私も道路の向こう側へ走っていくと、ピラフ君はその男性の足の間で短いしっぽをピョコピョコ振って喜んでいる。

彼はあまり子犬に興味がなさそうだったが、とりあえずは大丈夫そうなので、『そーリー』と言いながら笑顔で歩み寄っていくと。

その男は何も言わず、足元にいる、彼のくるぶしほどの大きさしかない、可愛い子犬を蹴り始めた・・・

『お? おおお?? ええーー??』

最初はわけがわからず、一瞬動きが止まってしまったが、慌てて彼にかけより足元から子犬を救いだした。

助け出してから
You're stupid! You fucking stupid! とピラフに大声で怒鳴ったが、それはピラフ君ではなくて、黒人のおっさんに言った言葉だった。彼は何も言わず車に乗り込みその場を去っていった。(注:まともな人間はよっぽどのことがないかぎりこの F ワードは使いません。人民兵も平均して年に一度は使っていないでしょう。我々が想像するよりずっと悪い意味を含んでいるので注意しましょう)

確かに、犬を繋がなかったのはこちらが悪いけど、あんな小さい子犬を蹴りますか???

家に帰って、『今日黒人のおっさんに子犬を蹴られたよ』と報告して酷い奴だ酷い奴だと愚痴を言った。

『俺なら子犬より、あの黒人のおっさんのクビに縄をつける』
と私が言うと、

それは外では絶対に口にしてはいけませんと念を押されてしまった。
どんな時でも、常識を守れる人間というのはこの世にいるものだと思った次第

『嫁はん』の呼称 

『嫁はん』の呼称にも色々あって、Feminism の発展してきた現在ではどの言葉を使うか慎重に検討しなければならない。今まで敬語として立派に活躍してきた奥さん(奥様)という単語も、女は奥に引っ込んでいるものという概念を含んでいるので、使い方を誤ると失礼になる。

そういうことに一番気を使っていると思われる古い友人などは電話口で『うちの妻が・・・ ツマが・・・』と話していた。K大博士課程で差別なんかを研究している彼が、その”妻”という表現にたどり着くまでに要した道のりは想像に難くない。


それでも、己の嫁はんを相手に紹介する時は、自分と嫁はんの関係だけ考えればいいのでまだ楽だ。『愚妻』『かあちゃん』『かみさん』『女房』『うちのやつ』『俺の奥さん』で通用する。


問題なのは相手の嫁はんのことを尋ねる時だ。

目上の人に『先生の奥様もお元気にお過ごしでしょうか?』と尋ねようとして、心の中で一瞬(こいつは女性を蔑視しとるな)と思われるんではないかと身構えてしまう。

これが英語ならワイフ・パートナーという一言で住むのだがら、日本語の難しさをつくづく感じてしまう。

ちなみに恩師の『嫁』に対して使ってはいけない順に

『先生のかみさん』
『先生の女房』
『先生の嫁さん(嫁はん)』
『先生の花嫁(花をつけても駄目)』
『先生の奥様(奥さん、奥方、XXX)
『先生の愛する人(愛してない可能性が高いので)』
『先生の伴侶』

で、考えたのだが

『先生の結婚相手』というのはどうだろうか??

美穂缶のこと 

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トップアイドルだった中山美穂の全盛期に、視聴者に『美穂缶』を抽選でプレゼントするというザ・ベストテンの企画があった。

美穂缶というのは、缶の中に一輪の花と中山美穂の息を吹き込み即座に密閉し缶詰化したもので、スタジオに大きな機械を持ち込んで作業を行っていたのを今でも鮮明に覚えている。

その時に司会のアナウンサー(童顔だったのは覚えているが名前は思い出せない)が、「中山美穂さんの唇が花に触れたのをはっきりと見ました!」と興奮しながら実況していた。

もし今だったら、プレゼント発送前からヤフーオークションで高値で売買されているんだろうと思うのは野暮な発想だろうか